2020-02-26 第201回国会 参議院 資源エネルギーに関する調査会 第3号
先ほど言いましたように、化学エネルギー、あるいは化石エネルギーとも言いますが、核エネルギーから熱エネルギーを介して動力エネルギー、そして電気エネルギーに回している、それで先ほどの効率になるわけですが、光から直接、いわゆるソーラーセルの場合は直接電気エネルギーを起こすことになりますが、まあいろいろ技術開発が行われて新しいものが出ていますが、せいぜい一〇%オーダーのものであります。
先ほど言いましたように、化学エネルギー、あるいは化石エネルギーとも言いますが、核エネルギーから熱エネルギーを介して動力エネルギー、そして電気エネルギーに回している、それで先ほどの効率になるわけですが、光から直接、いわゆるソーラーセルの場合は直接電気エネルギーを起こすことになりますが、まあいろいろ技術開発が行われて新しいものが出ていますが、せいぜい一〇%オーダーのものであります。
今開発されているどんな形の原子炉も、核エネルギーを取り出す過程で莫大な放射性物質、いわゆる死の灰を生み出します。百万キロワットの原発が一年間稼働すると広島型原爆一千発を超える死の灰がたまります。この莫大な死の灰をどんな事故が起こっても原子炉の内部に安全に閉じ込める手段を人類はまだ手に入れていません。ここに重大な危険の本質があると私は考えます。
一方で、エネルギー基本計画では、我が国が抱えるエネルギー需給構造上の脆弱性等の課題を解決するために、革新的かつ長期的な研究開発の必要性が明記されておりまして、その中で、先生御指摘の将来の核エネルギーとして期待される高温ガス炉や核融合に係る技術課題が位置付けられているということでございます。
そういった視点でちょっと御質問をさせていただきたいというふうに思いますけれども、その原発依存度を可能な限り低減するとのその政府方針と、将来の発電システムとしての核エネルギー研究の推進ということ、これはそもそもどういう関係になっているのかということですね。
○石上俊雄君 そうですね、今のちょっとこの御答弁だと、要は、何ですかね、核エネルギーを全否定しているわけではないんですということですね。商用かどうかという、そういう切り分けがあるんでしょうけれども、それである程度使い分けをしているんですということでよろしいんでしょうか。 〔会長退席、理事福岡資麿君着席〕
原子炉圧力容器の水を数分間で空にするほどのペースで、毎時約五千六百トンもの蒸気をタービンへと送り出している原子炉の核エネルギーは、たとえその五%程度であっても膨大である。これが、原子炉緊急停止(スクラム)に成功しても、その直後に依然と発生している原子炉内の崩壊熱である。崩壊熱の発生は、その後時間とともに低下していく。
(拍手) 我が国における核エネルギーの民事利用とは、専ら原子力発電であって、政府は、この原子力発電を、経済性にすぐれ、エネルギー安全保障に貢献し、地球温暖化対策に役立つクリーンなエネルギーとして称揚してまいりました。 しかしながら、国策として進められた原発政策は、経済的な合理性を欠いたプロジェクトの推進を民間企業に担わせるため、電力事業の地域独占体制の維持がその前提となっておりました。
他方、核兵器、すなわち核エネルギーを用いて人を殺傷し物を破壊する、その種の兵器ということになろうと思いますけれども、核兵器でございましても、仮に、自衛のための必要最小限度にとどまるものがあるとすれば、それを保有しまたは使用することは、法理上の話でございますが、必ずしも憲法上許されないものではないと解してきております。
それで、異口同音におっしゃったことは、原子力や核エネルギーを使うということがこんなに多岐に利用できるということは、福島の人間は知らなかったとおっしゃるわけです。
地球進化及び生命誕生の歴史、そして核エネルギーは生命が最も嫌うエネルギーであること、そして、原発は即時停止をして廃炉に向かうべきであるというふうに考えているわけでございますが、原発を直ちに全廃いたしましても、核廃棄物を数十万年にわたって安全に管理し、処分しなければならないという現実がございます。その間には、大地震、大津波、マグマの噴出、隕石の落下等々、森羅万象、不測の事態があるかもしれません。
核エネルギーを平和的に利用するこの原発、かつては夢のエネルギーとたたえられていました。しかし、地球の進化と生命誕生の歴史から考えると、原子力は人類が手をつけてはいけないエネルギーであると結論をせざるを得ません。 理由を申しますと、四十六億年前に地球が誕生いたしました。その後、この熱かった地球が徐々に冷えて、そして海が出現し、深海で初めて生命が誕生しました。
核エネルギーについてでありますけれども、これは、二十世紀初頭に長岡半太郎博士やボーア博士によって相次いで原子模型が提唱され、原子核研究が本格的に進められて以降、研究者の真理への飽くなき探求心から、さまざまな原子核や核エネルギーに関する研究が進められてきたと認識しております。
環境権もそうですし、それから、例えば先端科学技術、まあ核エネルギーもありました、あるいは生命倫理もあります、こうしたこともあるかもしれません。子供というものもあると思います。日本国憲法ができるときに子供のことはちょっと間に合わなくて、そして将来作るからというので児童憲章を作った。ところが、児童憲章は法的な性格を持っていないというようなことがあります。
しかし、現在の原発においては、核分裂を制御する技術は未確立であり、核エネルギーの暴走をとめることはできません。さきの東日本大震災における東京電力福島第一原子力発電所の事故で、そのことが示されたのであります。 一たび重大事故が発生し、大量の放射性物質が外部に放出されれば、もはやそれを抑える有効な手段すら存在しません。
そうであるならば、私は、核エネルギーの脅威、事故の悲惨さ、国民の嘆き、それに対しても謙虚になり、少なくとも厳正な検証を踏まえて判断すべきものがやはり今回の原発輸出の件ではないかなというふうに思います。
そのうちの一つは、やはり核エネルギーによる悲惨な歴史を持つ国だということだと思うんですね。戦時的核エネルギーによる広島、長崎の原爆被害、数十万の無辜の民が殺害されたと。これは明らかに国際法違反なわけですよね。それから、第五福竜丸のビキニ環礁の水爆実験ブラボーによる被害、大体ブラボーなんという名前を付けること自体が不謹慎ですよ。
ウラン燃料サイクルはどういう意味かというと、核エネルギーを利用した一般利用のための発電を直接支える範囲のウラン鉱石の製粉、ウランの化学変換、ウランの同位体濃縮、ウラン燃料の製造、ウラン燃料を用いて軽水冷却原子力発電所で行う発電及び使用済ウラン燃料の再処理を意味するというふうに、これはアメリカのケースでありますけれども、日本はウラン鉱石は採掘しているわけじゃありませんから若干違った話になるかもしれませんが
すなわち、核のエネルギーというのは、私たち人類にとって、またすべての宇宙をつくっているものにとって、核エネルギーということを考えないでいることはできないというふうに私は理解をしているところです。
その中で何を言っているかというと、核エネルギーの関係については人類は制御できないと。制御できるというのはどういうケースの場合かというと、秀吉のような物すごい権力を持っている、あるいは秦の始皇帝ですか、あのぐらいの巨大な権力を持っていて、それでしっかりとやっていけるならばともかく、そういうことはなかなかできないだろうと。
このままであれば、私は非常に、リスクとコストの点から日本にはなかなか厳しいと思っておりますが、もう一つ、問いかけとして、この核エネルギーについて、本質的に安全な技術体系があり得るのかという問いかけがぜひとも必要だと思っております。
そのプロセスの中で諸外国がうまくいっているとすれば、あるいはアメリカの場合には、スリーマイルの体験、経験を踏まえて今のような形になっているんだと思いますので、そういうことも参照し、あるいはフランスが、堂々たる核エネルギー主権を主張されて、それを万全なものにするために多分、規制あるいは検査、あるいは専門的調査機関といいましょうか、人材を集めて助言をする、あるいはそこに注意を喚起するというふうな、フランス
このイメージは、再生可能エネルギーを主体とするものでございますけれども、核エネルギーとしては、固有安全炉と言われております核融合、水素を原料とする核融合ということもその言葉の中には入っているわけでございますが、基本的には、再生可能エネルギーを中心とする太陽水素系社会を目指す。原子力は、その社会までのつなぎ、過渡的エネルギーである、こういう位置づけでございます。
まさに、宇宙ができたときには、核エネルギー、核融合、これがあったわけなんです。そういう意味で、原子力、核エネルギーというのは、私たちの存在そのものは核エネルギーからつくられているという、ここの認識をまずきちんとしておいてほしいと思います。自然エネルギーの中の自然エネルギーがこの原子力、宇宙の成り立ちがまさにそうでありますので、そういう思いを私は持っています。
○伊吹国務大臣 核エネルギーというのは、環境問題あるいは将来のエネルギー資源を考えれば、これはやはりどうしても使いこなさなければいけないエネルギーだと思います。
それで、完全に核施設、核施設というのが非常にあいまいで、核兵器関係の施設なのか核エネルギーの施設なのか、その辺は非常にあいまいなんですけれども、核施設、いわゆる核施設というのがこう青写真であって、そこを一挙にたたくということで、ほとんど空と海だけで陸は使わないという戦略を立てたんですね。これはもう二年ぐらい前から言われてきたことで、私もそこに書いたんですけど、その詳しい戦略。